【「日経新聞」深読み講座 2018年版】小宮 一慶
1面トップ記事はリード文だけでも必ず読む
新聞1面トップ記事は、新聞社が読者にもっとも知らせたい記事を選んでいます。自分の関心があろうがなかろうが、社会の最大の関心事であるはずです。
「社会の関心事」に「自分の関心事」を合わせていく訓練なのです。p40
前から順番に読むのが鉄則
新聞社は社会の関心の重要度の高い順に1面から書いてあるからです。集中力の高いうちに、重要度の高い順に頭に入れていくのが効率的な読み方なのです。p42
見出しはすべて目を通して関心の幅を広げる
紙面全体で何が扱われているかを把握すること、そしてそれを毎日続けることで、社会の関心の全体像をとらえることができます。p43
気になった記事はメモする、日経電子版で保存する
関心を持った記事は、できるだけ1行でまとめてください。インパクトのある部分だけを短くまとめるのです。空き時間などにそのメモを見返すと、過去の記事や数字を思い出して頭の中に定着しやすくなります。無理やり覚える必要はありません。p72
通勤中にメモをとるのが難しい場合は、気になる記事の上部分の余白をちぎって「ブックマーク」したり、日経電子版の「保存」機能を利用したりする。p81
大きな経済の流れを読めるようになってきたら、記事を読みながら自分なりの「仮説」を立ててみる。仮説から、新聞に載っていない記事を意識して読む。広告に注目する。見なくなった広告や増えてきた広告に注意する。p91
これから新聞を読み始めたいと思い、図書館で借りて読んだ本です。
上記の内容を意識しながら、新聞を読んでいきます。